松浦晋二郎ブログ(連絡先:ivishfk31@gmail.com)

2017年2月から4月まで松浦晋二郎は千田有紀の論文に「千田の博士論文」と「千田の博士論文ではない論文」という全く同一タイトルの2つの異なる論文が存在する事実を知らずに後者を前者であると勘違いしてブログ記事を執筆していた。ところが千田は松浦が上記勘違いをして記事を書いている事実を松浦に教えずに黙ってじっと見ていて松浦のブログ記事数がたまったところで同年4月下旬名誉毀損を理由に提訴した。千田は自己の意思で千田の主張する「名誉毀損」の「損害」を自ら拡大させ続けた。

千田有紀教授のデタラメ生物学 「大腸菌」、「ヒドラ」、無性生殖、『女性学/男性学』1頁

武蔵大学教授・千田有紀著『ヒューマニティーズ 女性学/男性学』(岩波書店)1頁には「大腸菌」と「ヒドラ」について次の記述があります(青字部分):

 

大腸菌単性生殖をする生き物の仲間なので、同じ遺伝子情報をもつ個体を増やしていきます。

 

◎生殖に性をもちこむのは、多様性を確保するための戦略です。ヒドラは、普段は自分が増殖していく単性生殖をしますが、沼が干上がるなどの危機的状況に陥ると、雄と雌とに分化して、有性生殖をおこないます。

 

千田氏は「大腸菌」について「単性生殖をする生き物の仲間」であると書いていますが大腸菌は「無性生殖」を行いますので千田氏の上記記述は生物学的に間違いです。

 

また千田氏は「ヒドラ」について「普段は自分が増殖していく単性生殖をします」と書いています。

しかしヒドラ」は「普段」は「無性生殖」を行うので千田氏の「ヒドラ」に関する記述は生物学的に間違いです()。

 

「無性生殖」とは配偶子形成を伴わない生殖のことです。

 「卵」「精子」を「配偶子」といいます。

 

これに対して「有性生殖」とは配偶子形成を伴う生殖をいいます。「単性生殖」(単為生殖、ともいいます)は有性生殖の一つとされます。

 

 同書の中で千田氏は次のように書いています:

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千田氏はこのように書いていますが、同書における、生物学的に間違った内容の上記記述を見る限り、科学が決して「客観的な事実」を伝えるものではない、というよりはむしろ、科学そのものは「客観的な事実」を千田氏に伝えているにもかかわらず、千田氏の側で客観的な科学的事実を正確に理解し記述する能力が備わっていないだけであるように、私には思われます。

 

千田氏はツイッターで次のように発言しています:

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千田氏はこのように述べていますが、『女性学/男性学』における、生物学的に間違った内容の上記記述を見る限り、「緻密に論理で書いた 」文章とは正反対の、デタラメな記述です。

 

本書の「あとがき」で千田氏は、本書は高校生が読んでもわかるように書いた、と述べていますが、むしろ本書は高校生からも馬鹿にされ、笑われる、科学的に間違った記述がなされています。

科学的に間違った記述が日本社会に拡散していくことは看過できませんので、本記事では、上記のとおり間違いを指摘しました。

 

 基本的に無性生殖を行う「ヒドラ」は、環境の急変などの危機的状況に陥った場合に例外的に有性生殖を行います。

 

(参考文献)

数研出版『高等学校理科用 生物』

文英堂、シグマベスト『理解しやすい生物』(生物基礎収録版、2014年発行)

 

 

【注意:本記事は個人的見解・感想を述べたに過ぎず、特定個人について特定の断定的・否定的評価を下し対世的に確定する趣旨ではありません。人によって物の見方、感じ方はさまざまです。】