松浦晋二郎ブログ

民事訴訟は私人間の権利義務を私的自治の範囲内で自由に処分する場であり学問上の真理を確定するための場ではないので民事訴訟と学問上の真理確定とは無関係である。従って自己の著書論文に多数の学問的間違いを書いている学者が、自己の著書論文の学問的間違いを指摘した相手のことを恨み、名誉毀損を理由に民事訴訟で当該相手を訴えて恫喝し無理やり相手に「謝罪文」を書かせてみても学問上の真理を自己に有利に書き換えることは不可能/東大文学部卒業。同志社ロー修了/行政書士試験合格/連絡先ivishfk31@gmail.com

論文で盗用、東大が博士号取り消し…北大准教授 読売新聞 2017年11月30日 21時32分

 東京大学は30日、中国籍の周倩(しゅう・せい)氏が博士号を取得した論文で他人の著作物を盗用していたとして、11月24日付で博士の学位を取り消したと発表した。

 東大によると、周氏は2013年3月、大学院学際情報学府で博士号を取得していた。学外から情報提供があり、調査したところ、他人の著作を修正して自分の文章であるかのように使用するなど、論文全体の3割にあたる計320か所で不正が確認された。

 周氏は現在、北海道大学の准教授を務めている。東大での博士号取り消しは6件目。

 

〔コメント〕

約1年前の新聞記事です。

周倩氏は女性のようです:

周 倩 | 教員プロフィール | 学院紹介 | 北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院

「論文全体の3割にあたる計320か所で不正が確認」されていて、すでに東大が博士号を取消していても、それでもなお、北海道大学が解雇しない、というのも奇妙な話です。

 

中国に対する政治的配慮でしょうか?

それとも上野千鶴子流の「あからさまな男性逆差別」()システムによって女性だけを男性よりも優遇する趣旨でしょうか?

あるいはその両方でしょうか?

 

同じことをもし、日本人男性が行えば直ちに懲戒免職になるはずですが・・・。

 

周倩氏は現在も科研費をもらって普通に研究しているようです:

https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000090725409/

 

大学は学問的真理を追求する場であるからこそ権威があり、社会から信用を得られるわけですが、もしも大学が学問的真理の追求以外の原理(たとえば中国人だから日本人よりも優遇する、とか、女性だから男性よりも優遇する、といった原理)で動いているのであれば、大学の権威も社会的信用も失墜しますし、そのような社会的に無価値の存在に対して国民の多額の税金を投入することについて国民の納得は得られなくなります。大学は、純粋に、学問的真理のみを追求する場でなければなりません。北海道大学が今なお周倩氏を雇用し続けている理由は不明ですが、本件では学問的真理の追求以外のなんらかの原理もしくは力学が作動しているように私には思われます。

 

 )下記記事をご参照下さい:

上野千鶴子が理事長を務めるWANでは 「女性差別」はNGだが「あからさまな男性逆差別」ならOKなのでしょうか? - 松浦晋二郎ブログ

 

【注意:本記事は個人的見解・感想を述べたに過ぎず、特定個人について特定の断定的・否定的評価を下し対世的に確定する趣旨ではありません。人によって物の見方、感じ方はさまざまです。】