松浦晋二郎ブログ

民事訴訟は私人間の権利義務を私的自治の範囲内で自由に処分する場であり学問上の真理を確定するための場ではないので民事訴訟と学問上の真理確定とは無関係である。従って自己の著書論文に多数の学問的間違いを書いている学者が、自己の著書論文の学問的間違いを指摘した相手のことを恨み、名誉毀損を理由に民事訴訟で当該相手を訴えて恫喝し無理やり相手に「謝罪文」を書かせてみても学問上の真理を自己に有利に書き換えることは不可能/東大文学部卒業。同志社ロー修了/行政書士試験合格/連絡先ivishfk31@gmail.com

小倉秀夫弁護士発言:大学院の博士課程では、特定の言葉を独自定義で用いるときはその都度その定義を示すなど、誤読をされないような工夫をする訓練をしないんですかね。

小倉秀夫弁護士が重要な指摘をされました:

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  社会学ジェンダー学といった学問分野では、学者が、概念の定義をせずに意味内容の曖昧不明確な概念を論文で用いたり、言語不明瞭・趣旨不明瞭な内容の文章を論文で書いたりすることは自己の身を守るための強力な武器になります。

 なぜなら定義をしない曖昧不明確な概念や言語不明瞭・趣旨不明瞭な文章で論文を書いておけば当該論文を読んだ読者から「あなたがこの論文のこの部分で書いていることはこのような意味ですよね?」と質問されたり「あなたの論文のここの記述とここの記述は、内容的に矛盾しているのではありませんか?」と指摘されたとき、学者が「あなたの読解はありえない誤読です!あなたはデタラメなことを言う人間です!」と言って読者を攻撃し自己の身を守ることができるからです。

 たとえば著書・論文等に曖昧不明確な、いい加減なデタラメばかり書いている学者が自己の著書・論文の学問上の間違いを読者から指摘された場合、当該読者を名誉毀損で提訴し裁判所の権威を笠に着て「あなたのブログ記事のせいで私の名誉が毀損された!金××××万円を支払うとともに謝罪文を書け!」と因縁をつけて恫喝し当該読者の首根っこをつかんで当該読者の意思に反して無理やり当該読者に謝罪文を書かせたうえ、金員をまんまとせしめる、といったこともできます。

 

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