松浦晋二郎ブログ

民事訴訟は私人間の権利義務を私的自治の範囲内で自由に処分する場であり学問上の真理を確定するための場ではないので民事訴訟と学問上の真理確定とは無関係である。従って自己の著書論文に多数の学問的間違いを書いている学者が、自己の著書論文の学問的間違いを指摘した相手のことを恨み、名誉毀損を理由に民事訴訟で当該相手を訴えて恫喝し無理やり相手に「謝罪文」を書かせてみても学問上の真理を自己に有利に書き換えることは不可能/東大文学部卒業。同志社ロー修了/行政書士試験合格/連絡先ivishfk31@gmail.com

千田有紀氏の発想は、事実に反することを書いて相手を困惑させてやる、相手が困惑していることが解ったらもっとやり続けてやる、という発想。

 【注意:本記事は千田有紀氏の言動に関して私なりの個人的見解・感想を述べたに過ぎず、千田氏に関して特定の断定的・否定的評価を下すものではありません。人によって物の見方・感じ方はさまざまです。】

 

千田有紀氏(ジェンダー学者)は2017年11月3日以降現在に至るまで、ツイッターアカウント「千田有紀」のトップページにおいて「固定ツイート」で次のツイートを掲示し続けています:

https://twitter.com/chitaponta/status/926605753267322881

千田有紀氏は上記ツイートの中で「その事実をゆがめて逆に名誉棄損だと宣伝されている」と奇妙なことを書いていますが、これは事実に反しています。私は2017年1月と5月に千田氏からインターネット上で名誉毀損を受けた(注1)ので、2017年1月以降、千田氏と武蔵大学に対して再三にわたり抗議し続けてきた(現在も行っています)のであって、私は、2017年4月に千田氏から名誉毀損で訴えられた事実(注2)を「ゆがめて逆に」私に対する名誉毀損である、などと主張したことは一度もありません。それは千田氏の創作した虚偽事実です。あくまで私は2017年1月と5月に千田氏からインターネット上で名誉毀損を受けたので、千田氏から名誉毀損を受けた、と2017年1月以降、一貫してずっと千田氏側に抗議し続けているのです。私は千田氏の上記ツイートが事実に反していることを千田氏側にすでに抗議しましたが、千田氏は私が事実に反することを書かれて嫌がって苦しんでいるのを知ると、上記ツイートを削除も訂正もせずに同一内容のまま今なおトップページに「固定ツイート」で掲示し続けています。このように、千田氏の発想は、事実に反することを書いて相手を困惑させてやる、相手が困惑していることが解ったらもっとやり続けてやる、という発想です。私のように法律学を学んだ人間は確実な根拠・証拠によって事実を確定し、確定した事実を相手に突きつけてやる、という発想はありますが、千田氏のような発想はありません。ジェンダー学と法律学では発想が根本的に異なるということのようです(注3)。

 

◎また千田氏は2017年4月30日、YAHOO!ニュースで次の記事を書いています:

ツイッターにはなぜ、誹謗中傷があふれるのか――ネットの損害賠償等請求の経験から(千田有紀) - 個人 - Yahoo!ニュース

しかしこの記事の中で千田氏は、私に関して

 

・重要な虚偽又は誤解を招く記述が含まれる情報
・ 必要な情報を省略する又は曖昧にすることにより誤解を生じさせるような場合において、当該情報を省略する又は曖昧にする情報

 

を書いて私の名誉を毀損しています。

具体的には下記の情報です:

 

(情報1)

千田氏が私に対して2017年1月に名誉毀損を行った事実、及び、当該名誉毀損に対して同年1月以降私が一貫して千田氏側に抗議し続けていた事実。

具体的事実関係については次の記事を参照して下さい:

【1】武蔵大学・千田有紀教授の松浦晋二郎に対する名誉毀損(千田教授2017年1月8日付、5月6日付ツイッター発言) - 松浦晋二郎ブログ

 

(情報2)

千田氏の論文には、「千田氏の博士論文」(以下これを「千田博士論文」と呼ぶことにします)と「千田氏の博士論文ではない論文」(以下これを「千田岩波論文」と呼ぶことにします)という、全く同一タイトルであるが二つの異なる論文が存在する。2017年2月から4月までの間、私がこれら2つの異なる論文が存在する事実を知らずに、「千田岩波論文」を「千田博士論文」であると誤解してブログ記事を執筆し続けていた事実を千田氏は知っていながら私に連絡せずに、私のブログ記事数が増えるのを黙ってじっと見続けていた事実。

 

(情報3) 

上記(事実2)によって千田氏は自己の「損害」を自己の意思で拡大させ続けた事実(この事実は民法上は「過失相殺」事由に該当する。民法722条2項)を書いていない。

 

(情報4)

私は2017年2月から4月までの間、千田氏の弁護士から上記私の勘違い(=私が「千田岩波論文」を「千田博士論文」であると勘違いして記事を書いていた事実)について具体的に指摘されたことはない。ところが千田氏は上記ヤフーニュース記事の中で「弁護士事務所から警告が行った時点で削除に応じてくれていれば、その相当額も必要なかった」と書いており、あたかも私が、上記私の勘違いについて千田氏の弁護士から具体的に指摘されていたにもかかわらず当該指摘を無視してブログで記事を書き続けたかのように虚偽事実を書いている事実注4)。

 

(情報5)

千田氏の訴状記載の損害賠償請求額は870万円であったのに対して、最終的に私が千田氏に対して支払った賠償金はたったの30万円に過ぎず、訴訟は事実上、千田氏のほぼ全面敗訴である、という事実。

 

(情報6)

私はインターネット上で千田氏の著書・論文・ツイート、新聞記事を批判する際は学問的根拠を多数挙げて記事等を書いていたにもかかわらず、その点について千田氏の上記記事では一切触れられていない。そればかりか千田氏は私の人物像を、根拠のない誹謗中傷・名誉毀損を繰り返し行った人物として記事を書いており、私に関して、正反対の、間違った人物像を記事に記載しインターネットで拡散している事実。

 

以上のように上記記事において千田氏は、私に関して

 

・重要な虚偽又は誤解を招く記述が含まれる情報
・ 必要な情報を省略する又は曖昧にすることにより誤解を生じさせるような場合において、当該情報を省略する又は曖昧にする情報

 

を書いている点で上記記事は「フェイク・ニュース」です。同時にこの千田氏の「フェイク・ニュース」は私の社会的評価を低下させる恐れがあるので私に対する名誉毀損記事でもあります。

 

◎また千田氏は上記記事の中で次のように書いています:

f:id:hate5na7:20180430153846p:plain

当時、大勢の人間がツイッター上で千田氏について批判的なツイートをしていましたから、千田氏が誰のどのツイートについてツイッター社に対して削除依頼したのかは私には解りません。しかし、千田氏は「損害賠償請求をする前に」と書いていて、千田氏から損害賠償請求されたのは私ですから千田氏がツイッター社に対してツイートの削除を求めたのも私のツイートなのだろうと思います。しかし少なくとも私のツイートに関する限り、よくまあたった140字の中にこれだけの学問的根拠を盛り込むことができたなあと自分でも感心するほど学問的根拠を多数挙げてツイートしていましたので、千田氏が私のツイートをたとえ削除依頼していたとしてもツイッター社が私のツイートを削除しなかったのは当然の対応だと思います。ツイッター社としては学問的根拠を多数挙げて書いていた私のツイートを削除できなかったのです。

千田氏は「日本でもツイッター社はきちんとした対応をすべきだ」と書いてツイッター社を非難していますが、少なくとも私のツイートに関する限り、ツイッター社は、学問的根拠が正確に挙げてあるツイートなので削除しない、削除できない、という形で、至って「きちんとした対応」をしていた、ということです。

 

私が学問的根拠を多数挙げてツイートしていたにもかかわらず千田氏はこの事実(情報)を省略して上記記事を執筆した点で、千田氏は、「必要な情報を省略することにより誤解を生じさせるような場合において、当該情報を省略する情報」を記載し、結果として社会に誤解を与える「フェイク・ニュース」を執筆した、ということができます。

 

【注】

(注1)詳細は次の過去記事を参照して下さい:

【1】武蔵大学・千田有紀教授の松浦晋二郎に対する名誉毀損(千田教授2017年1月8日付、5月6日付ツイッター発言) - 松浦晋二郎ブログ

(注2)千田有紀氏は私と同じ東京大学文学部社会学科の卒業生ですが、千田氏の方が私よりも1学年上です。

私は2016年秋頃から千田氏のツイッターのツイート、著書・論文、新聞記事を読みはじめましたが、学問的にあまりにも多くの疑問を感じたため、学問を愛する人間として到底看過することはできない、との思いから、千田氏のツイート、著書・論文、新聞記事、について多数の学問的根拠を挙げてブログ記事やツイッターで批判し始めました。千田氏が私に対して提訴した上記訴訟は2017年2月から同年4月にかけて私が旧ブログ「総合研究所」に執筆していた記事及びツイートに関する訴訟です。

 

訴訟の訴額は870万円という法外な金額でした。

もちろん単なる学問愛好家で貧乏人の私が870万円などという金額を言い値で千田氏に支払うことなどできません。

交渉の結果、千田氏は次の条件を提示してきました:

 

(1)2017年4月26日18時から同年5月10日18時までの約2週間、上記「謝罪文」を私の旧ブログ「総合研究所」(現在はすでに閉鎖)上に継続して掲載しすること、

(2)上記期間中、「総合研究所」の更新はしないこと、

(3)私が30万円を千田氏に対して一括で支払うこと

 

以上の3条件を満たせば千田氏が私に対する訴えを取下げる、

という条件を提示してきました。

また上記「謝罪文」の文章は千田氏側が作成し、千田氏側が、私に旧ブログ上に掲示するよう要求してきたものです。千田氏側が作成した上記「謝罪文」の文章中には私の実名は記載されていませんでした。このことは私が千田氏に対して上記条件を履行すれば私の実名は公表しない、という条件も上記「訴え取下げ」の条件の中に黙示的に含まれていたことを意味します。

そこで仕方なく私は上記3条件を全て履行し終えました。千田氏は2017年5月12日に訴えを取り下げました。訴訟は終了しました。

千田氏が上記ツイートで用いている私の上記「謝罪文」はその時のものです。

ところが2017年11月3日にいきなり千田氏は、私の実名を挙げて、上記「謝罪文」を自己のツイッターアカウント「千田有紀」のトップページに固定ツイートで掲示し始めました。その後現在に至るまでずっと掲示されたままです。

つまり千田氏は2017年4月26日18時から5月10日18時までの2週間だけ、上記「謝罪文」を私の旧ブログ「総合研究所」上に継続して掲載すれば訴えを取下げる、という条件を含めた上記3条件を私に提示し、私に上記3条件を完全に履行させておきながら、同年11月3日になって突如、自己のツイッターアカウントのトップページに固定ツイートで上記「謝罪文」を私に無断で掲示し始めたのです。

千田氏のこの行為は2017年4月の訴えの取下げの合意違反であるともに私に対するハラスメントでもあります。

私にしてみればまさに「謝罪文」を千田氏にだまし取られた、というほかありません。

また11月3日以降、千田氏はツイッター上で私を実名・名指しで連投ツイートを行い、私のことを依存症だの、民事で済んでいるうちに治療しろだの、私が千田氏と約束してもいない約束を私が破った、だのと、無茶苦茶に私に対する名誉毀損を行いました。

この点の事実関係は次の過去記事でも書いたとおりです:

【2】武蔵大学・千田有紀教授の松浦晋二郎に対する名誉毀損、公開処刑、について(千田教授2017年11月3日付、8日付ツイッター発言) - 松浦晋二郎ブログ

【3】(千田有紀教授2017年11月8日付ツイッター発言)千田教授の松浦晋二郎に対する公開処刑、脅迫、名誉毀損、ハラスメント、誹謗中傷、千田教授4月30日ヤフー記事における隠蔽事実 - 松浦晋二郎ブログ

このようにして私は2017年1月、5月、11月に千田氏から名誉毀損、ハラスメント、を受け、それ以降、現在に至るまで、日々、千田氏から名誉毀損及びハラスメントを継続して受けています(現在では2017年1月の千田氏の投稿はツイッター上からは削除されましたが千田氏のツイログから削除されておらず千田氏のツイログでは不特定多数人が閲覧可能な状態であり私に対する名誉毀損、ハラスメントは継続中です)。

 (注3)そもそも、誰が誰に対して訴訟を提起して、どのような結末になったか、という法律的な事実関係については「年月日」が決定的に重要です。ところが千田氏の上記「固定ツイート」は千田氏が何年何月何日に私に対して訴訟提起して、何年何月何日に私が「謝罪文」を書いて、何年何月何日に千田氏が訴えを取下げたのかについて、何も書かれていません。その結果、千田氏の上記「固定ツイート」を初めて読んだ閲覧者は、あたかも2017年11月に千田氏が私を訴え、同年同月に私が「謝罪文」を書いて千田氏が訴えを取下げた、という風に事実関係を誤解する可能性が非常に高いです。その意味でも千田氏の上記「固定ツイート」は私にとって不愉快なツイートで、私を困惑させるツイートですが、千田氏にとってはまさにその点が願ったり叶ったりなのでしょう。

本文で触れた千田氏の「固定ツイート」以外にもこれまで千田氏は私に関してさまざまなツイートを行いました。千田氏は「学問的根拠を多数挙げて千田氏の著書・論文等を批判している松浦」という私の人物像を「根拠のない誹謗中傷・名誉毀損を繰り返し行う松浦」という全く正反対の、別の人物像に作り変えて、いまなおインターネット上で私に関する間違った人物像を、日々、拡散し続けています。

本文でも書きましたが、事実に反することを書いたり、事実関係を意図的に曖昧不明確に書くことで、相手を困惑させたり、自分に有利に事を運ぼうとする発想が千田氏には顕著です。これがジェンダー学の発想なのでしょうか?少なくとも法律学ではこのような発想はありません。

 

千田氏は著書『女性学/男性学』(岩波書店)の中で科学は決して「客観的な事実」を伝えるのではない、と述べたうえで、そもそも「中立」や「客観性」は存在しない、と記述し、事実上、科学を否定しています。:

f:id:hate5na7:20171225232926p:plain

また千田氏は同じ著書『女性学/男性学』(岩波書店)の中で、「女は男の便所、便所からの解放」思想を前提に、言葉の意味をずらして攪乱し、言葉の意味を変えて言葉に亀裂を入れることによって「男の論理」を崩すことを主張しています。

f:id:hate5na7:20171229125944p:plain

f:id:hate5na7:20171229125924p:plain

 f:id:hate5na7:20171229130005p:plain

 

さらに千田有紀氏の大学院時代のお師匠の上野千鶴子氏は次のように発言しています:

 

古市「じゃあ、初めにもう戦うべき相手があるわけですね」

上野千鶴子「当たり前ですよ。だって、問いが立つというのは、そういうことだから。問いに公平も中立もありません

(『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』2016年、光文社新書、74頁)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上野千鶴子「私は経験科学の研究者だから嘘はつかないけど、本当のことを言わないこともある。

古市「つまり、データを出さないこともある?」

上野「もちろんです。

(『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』2016年、光文社新書、75頁)

 

注42017年2月14日には千田教授の代理人弁護士を名乗る人物から「貴殿が、・・・千田有紀氏に関しコメントされているいくつかの文章は、明らかに同氏に対する名誉毀損に該当するものと考えております。」とのメールが届きました。しかし当該メールでは具体的に私のどのコメントが名誉毀損に該当するのかについての具体的指摘は全くなかったうえ、私が「千田岩波論文」を「千田博士論文」と誤解して記事を書いている点についての指摘もありませんでした。当該弁護士を名乗る人物は「お電話による対応は致しかねます」と書いたうえで、しかも私の住所を当該人物に教えるよう、一方的に指示していました。私は、当該人物は弁護士を名乗りながら、私のほうから弁護士に電話連絡することは禁じて、しかも私の住所だけを一方的に聞き出そうとするのは、これは偽物の弁護士か、あるいはインターネット詐欺のようなものにちがいない、と不審に思ったので、当該メールに対して返事はしませんでした。2017年4月に届いた訴状を見て当該人物が本物の弁護士であるとやっと解りました。

なお千田教授は4月30日のヤフーニュース記事https://news.yahoo.co.jp/byline/sendayuki/20170430-00070465/

の中で「弁護士事務所から警告が行った時点で削除に応じてくれていれば、その相当額も必要なかったのであるが。」と記述していますがこの「弁護士事務所からの警告」とは上記2017年2月14日付、千田教授代理人弁護士の私へのメールのことを指していると思われます。しかし私の住所だけを一方的に聞き出そうとし、しかも自分の事務所には私から電話連絡はしてくるな、という怪しげなメールが弁護士(を名乗る人物)から私のところに届いたからといって、私が自分のブログ記事を全て削除する義務は私には存在しないのは言うまでもありません。千田氏の上記記述は主張が無茶苦茶です。

以上の点については下記記事(注2)でもすでに述べた通りです:

【3】(千田有紀教授2017年11月8日付ツイッター発言)千田教授の松浦晋二郎に対する公開処刑、脅迫、名誉毀損、ハラスメント、誹謗中傷、千田教授4月30日ヤフー記事における隠蔽事実 - 松浦晋二郎ブログ