松浦晋二郎ブログ(連絡先:ivishfk31@gmail.com)

2017年2月から4月まで松浦晋二郎は千田有紀の論文に「千田の博士論文」と「千田の博士論文ではない論文」という全く同一タイトルの2つの異なる論文が存在する事実を知らずに後者を前者であると勘違いしてブログ記事を執筆していた。ところが千田は松浦が上記勘違いをして記事を書いている事実を松浦に教えずに黙ってじっと見ていて松浦のブログ記事数がたまったところで同年4月下旬名誉毀損を理由に提訴した。千田は自己の意思で千田の主張する「名誉毀損」の「損害」を自ら拡大させ続けた。

〔井上武史氏に批判噴出〕楾大樹弁護士:井上武史氏が、拙著に「国民を檻に入れる」と書いてあるかのようなツイートしたため、このような誤解が広まってしまい、大変迷惑しています。

広島弁護士会所属の楾(はんどう)大樹弁護士が著書『おりとライオン』を書かれました。

国家権力をライオンに例えて、ライオンである国家権力を憲法という檻に入れて国民の人権を保障するという立憲主義の基本を書かれた著書のようです。

国家権力はライオン、憲法は檻 絵本で立憲主義を易しく 人気の解説書を元に出版:朝日新聞デジタル

ところが井上武史氏(憲法学)が、楾弁護士の同著書について「国民を檻に入れる」と書いてあるかのようなツイートをしたため楾弁護士が大変迷惑している、とのことです:

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https://twitter.com/inotake77/status/1064870754561314816

井上武史氏の上記ツイートについて批判が噴出しています:

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私も以前、集団的自衛権に関して井上武史氏とインタネット上で議論したことがありますが、井上氏は憲法によって国家権力を縛る、という立憲主義の発想が希薄な学者さんで、国家権力に対する全幅の信頼を置いた学者さん、という印象を強く受けました。井上氏は集団的自衛権合憲説に立たれていて、しかもその主な理由づけは、憲法集団的自衛権を禁止する明文規定が存在しないから合憲であるという、頭を使わない、中身スッカラカンの、驚くべき理由づけでした。私が集団的自衛権違憲説の立場から憲法の平和主義について問題にすると、井上氏は、平和主義といっても具体的な意味内容は不明確であるとの趣旨を述べ、平和主義をせせら笑っていました。「喉元を過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったもので、戦後70年以上が経つと、憲法学者ですら憲法によって国家権力を縛るという立憲主義の基本を忘却し、国家権力に対する全幅の信頼を置くようになるようです。人間というものは、愚かな、悲しい生き物です。

 

 こういう↓悲惨な歴史を忘れてはいけません:

NHK・ETV特集「戦争は罪悪である ~ある仏教者の名誉回復~」/竹中彰元(たけなかしょうげん) – @動画

 


〔井上武史氏が千田有紀氏を批判〕千田先生、貧困や執行の簡素化は重要な問題ですが、さすがにこのような言い方はよくないと思います。裁判や合意で決められた養育費を、子どものためと思って、毎月誠実に支払っている、あるいは支払おうとする非監護親もいるわけなので。

 

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https://twitter.com/chitaponta/status/1066845187974918144

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https://twitter.com/inotake77/status/1066863360531062784

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(13)「戦後民法はある面で明治民法と連続性を持っている。」???(46頁)

 

千田有紀氏(武蔵大学教授)は東京大学博士論文46頁において次のように書いています(青字部分):

 

戦後民法はある面で明治民法と連続性を持っている。『妻は夫の家に入り、入夫は妻の家に入る』といった旧民法788条と、「協議によって夫または妻の氏を名のる」新民法750条を比較しても、ほとんどの夫婦が夫の氏を名乗っている現在、男性世帯主を中心とする家族制度の保持という点では一貫している。また祭祀に関しては、家督相続人の義務(銘7条)から、慣習に従う(897条)ことになった。相続に関しては長子単独相続は、法制度上は廃止された。

 

このように千田氏は、

 

戦後民法はある面で明治民法と連続性を持っている。

 

と主張しています。

しかし「ある面で」とは、どの面なのかを明確にしないことにはいったいどの面で戦後民法と明治民法とが連続性を持っているのかわからないので上記主張は社会科学的には意味不明な主張です。しかしその点はここではあえて不問に付すことにしましょう。

 

とにかく千田氏は

 

戦後民法はある面で明治民法と連続性を持っている。

 

と主張しており、当該主張の具体例として次の3点を挙げています:

 

(例1)

『妻は夫の家に入り、入夫は妻の家に入る』といった旧民法788条と、「協議によって夫または妻の氏を名のる」新民法750条を比較しても、ほとんどの夫婦が夫の氏を名乗っている現在、男性世帯主を中心とする家族制度の保持という点では一貫している。

 

(例2)

祭祀に関しては、家督相続人の義務(987条)から、慣習に従う(897条)ことになった。

 

(例3)

相続に関しては長子単独相続は、法制度上は廃止された。

 

千田氏が挙げた上記3つの例の問題点を一つ一つ見ていくことにします。

 

まず(例1)について。

千田氏は「法規範」と「法規範が社会に妥当している事実状態」との区別をせずに、両者を混同し、後者を根拠に法規範同士の連続性を肯定している点が問題です。明治民法と戦後民法との連続性の有無を検討する場合には、民法788条と新民法750条が定める法規範同士を比較するべきであって、新民法750条以降、ほとんどの夫婦が夫の氏を名乗っているという事実状態を根拠にして明治民法と戦後民法との法規範の連続性を肯定することはできません。

 

(例2)について

千田氏は明治民法987条について「義務」と書いていますが明治民法987条は「系譜、祭具及ヒ墳墓ノ所有権ハ家督相続ノ特権ニ属ス」となっており「義務」の文言は存在しません。条文の文言を勝手に書き換えている点は問題です。

家督相続人の特権、と規定されていた明治民法987条と、慣習に従う、と規定された新民法897条とは、法規範として全く別内容であり、法規範の連続性は存在しません。

そもそも「家督相続人」は新民法のもとでは存在しません。

従って(例2)を明治民法と戦後民法との連続性の具体例として挙げることはできません。

 

(例3)について

相続に関して長子単独相続が法制度上は廃止されたことは明治民法と戦後民法の法規範の断絶を示す具体例であり、連続性の具体例としてこれを挙げることはできません。

 

 

 〔もっと読みたい関連記事〕

千田有紀著・博士論文「『家』のメタ社会学」を読む(1)~(14)(千田有紀氏との訴訟は2017年5月に千田氏の訴え取下げにより終了しました。本記事(1)乃至(14)は2018年3月以降に新たに書かれた記事です。2019年3月26日現在まで、本記事(1)乃至(14)に関して千田氏側から学問的応答・反論は一切ありません。 - 松浦晋二郎ブログ

 

Hungary bans gender studies because it is 'an ideology not a science' ⇒ハンガリー、ジェンダー学研究やめるってよ

www.foxnews.com

古谷有希子氏:強姦に遭った娘に「犬に噛まれたと思って忘れなさい」と親が諭すのは日本のドラマなどでも出てくるシーンです??

古谷有希子氏の記事:

wezz-y.com

古谷氏は上記記事の2ページ目で、

 

強姦に遭った娘に「犬に噛まれたと思って忘れなさい」と親が諭すのは日本のドラマなどでも出てくるシーンです

 

と書いています。

 

しかし私はこれまでに多くの映画、刑事ドラマ、を観てきましたが、親が強姦に遭った娘にそのようなことを言うシーンは観たことがありません。

 

どのドラマの、第何話にそのようなシーンが出てくるのでしょうか?古谷氏は、ぜひご教示下さい。

ご連絡お待ちしています!

連絡先ivishfk31@gmail.com

 

 

 

『女性学/男性学』(千田有紀著)の読書感想文 kanzouya (@kanzouya) 氏「ジェンダー学界隈の学問に対して深刻な疑念を抱きました。」

ツイッターでkanzouya (@kanzouya)氏が千田有紀著『女性学/男性学』の読書感想文を書かれました。多くの重要な指摘がされており、大変勉強になる内容です。

 

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https://twitter.com/kanzouya/status/1064200622197469184

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百田尚樹氏と、千田有紀氏と、どちらの日本史が正しいのか?大虐殺の有無

話題沸騰中の百田尚樹氏の新刊『日本国紀』には次の記述があるそうです:

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 百田氏によれば日本の歴史には、大虐殺はない、とのことです。

しかし社会学者の千田有紀氏の著書には次の記述があります:

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この記述は第2波フェミニズムと呼ばれる1960年代後半から1970年代にかけての記述です。

 

これによれば当時の日本では殺害された女性の半数が、恋人や夫によって殺されても、、警察は民事不介入で、容疑者は逮捕も、起訴・処罰も、されなかった、とのこと。つまり千田氏によれば日本は1960年代後半に入っても男性が女性を殺しホーダイの、大虐殺の国だったとのこと。

 

百田尚樹氏と、千田有紀氏と、どちらの日本史が正しいのでしょうか?

 

 

 

日本は世界的にみてもフェミ団体への信頼がない模様(世界価値観調査) すもも (@sumomodane) November 11, 2018

 

 

〔記事紹介〕性犯罪の起訴率は下がったまま・・・裁判員候補、出席2割 選任手続き 制度形骸化の恐れ 奥村徹(大阪弁護士会) 

okumuraosaka.hatenadiary.jp

関大のアカハラ訴訟で賠償命令 教授が院生の研究侵害 2018/4/25 共同通信社 

 

関大のアカハラ訴訟で賠償命令

教授が院生の研究侵害

©一般社団法人共同通信社

 関西大大学院に在籍していた大阪府豊中市の泉翔さん(31)が、指導教員だった社会学研究科の男性教授から、研究を中止させられるなどのアカデミックハラスメントを受けたとして、教授と大学に計約600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は25日、計約90万円の支払いを命じた。

 内藤裕之裁判長は判決理由で、自由に研究する権利などを教授が侵害したと指摘。大学側も「ハラスメントの調査要請を受けたが、約2カ月間、適切な対応を取らなかった」と認定した。

 判決後に記者会見した泉さんは「裁判所が『おかしい』と言ってくれて良かった」と話した。

関大のアカハラ訴訟で賠償命令 教授が院生の研究侵害 - 共同通信 | This kiji is

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〔コメント〕

上記記事では「社会学教授」の行為及び大学側の対応が問題になっています。

 

私自身、2017年1月以降、インターネット上で武蔵大学教授の千田有紀氏から名指しで事実に反することを山のように書かれ、執拗に名誉毀損をされています(注1)。千田氏は「武蔵大学教授」の看板の持つ高度な社会的信用性を悪用し私を名指しで名誉毀損、ハラスメント、を繰り返しています(注2)。

 

武蔵大学側に再三にわたり抗議しましたが、人を馬鹿にしたような対応でした。

武蔵大学は、私学助成金その他、莫大な金額の国民の税金を受領していながら、国民に対して人権無視の態度で臨み、非常に傲慢で、威張っています。大学は金さえ受け取ってしまえば国民の人権など知ったこっちゃないんですね。無責任この上ないです。

 

大学は、日頃は人権、人権、と言って、あたかも人権擁護者のようなきれいな顔をしていますが、実際には大学は国民に対する重大な人権侵害者の側に回ることもあるということです。

 

〔注〕

注1)この点の事実関係についてはこちらの記事をお読み下さい:

千田有紀教授(武蔵大学)の松浦晋二郎に対する名誉毀損・ハラスメントまとめ、「訴え取下げの合意」違反 - 松浦晋二郎ブログ

 千田有紀氏の私に対する名誉毀損は現在も継続しています。

220181110日ごろ、ツイッターアカウント「千田有紀」のプロフィール欄を確認したところ、それ以前には存在していた武蔵大学教員を名乗る記述が削除されていました。千田氏はどのような理由で当該記述を削除したのでしょうか?

 

 

 

家族社会学研究から僕の論文が出ました。日本人を対象に、誰が不倫をするのかを計量分析しています。Akira IGARASHI (@akiraigarashi) November 5, 2018

 

 

面白そうな論文ですね。

申し込めばPDFで論文を送っていただけるとのことなので私も早速申し込みました。

 

 

東洋英和女学院院長に研究不正疑い 引用論文存在せず? 11/9(金) 21:44配信 朝日新聞

 

東洋英和女学院院長に研究不正疑い 引用論文存在せず?

11/9(金) 21:44配信

朝日新聞デジタル

 学校法人・東洋英和女学院(東京都港区)が、学界や論壇で受賞を重ねる深井智朗(ともあき)院長の著書に「研究活動上の不正行為の疑いがある」として、学内調査委員会を設置することが9日わかった。深井氏が引用した神学者の論文の存在が確認できていないという。

【写真】カタログ「DRESDNER SEZESSION 1919-1923」。深井智朗・東洋英和女学院院長が暫定的な回答で示した神学者とその論文についての記述は見当たらなかった

 問題の著書は「ヴァイマールの聖なる政治的精神――ドイツ・ナショナリズムプロテスタンティズム」(岩波書店、2012年刊行)。4ページにわたり、「カール・レーフラー」という名の神学者が書いたとされる論文「今日の神学にとってのニーチェ」に基づいて論考が展開されているが、当の論文の書誌情報は示されていなかった。

 これに対し、北海学園大の小柳敦史准教授(ドイツキリスト教思想史)が3月、日本基督教学会を経由し、公開質問状を送った。「暫定的」とする回答が深井氏から学会に届いたのは7月2日で、9月25日付の学会誌「日本の神学」にあわせて掲載された。

 それによると小柳氏は、深井氏が記述した索引にある「Carl Loevler」を書籍やネットで調べ、論文が掲載されている可能性のある雑誌も30年分閲覧したが、名前も論文も発見できなかったという。小柳氏は「単なる『間違い』ではなく、深井氏による創作であると疑われる内容が含まれることが判明」したと指摘、10月25日号の「週刊新潮」がこれを報じた。

 深井氏は、レーフラーのつづりが実際は「Carl Fritz L●(●はoに〈ウムラウト〉付き)ffler」だったとし、「日本語にしますとどちらもレーフラーとなってしまうためにこのような誤りが起きたのだと思います」と説明。ドイツ語の書籍(カタログ)の名を挙げ「日本では未見」だが「そこにご指摘の文献の指示があります」と回答した。

 その書籍を小柳氏が入手し、全文を検証したが、引用したとされる箇所は見つからなかった。朝日新聞の記者も同じ書籍を読み、引用箇所がないことを確認。改めて深井氏に問い合わせたところ、「不明と指摘された引用元の確認をとりましたが、このカタログではありませんでした。お詫(わ)びします」とメールでの回答があった。

朝日新聞社

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研究不正が問題になるだけ、神学はまだまともな学問であると言うことができます。